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時間分解能とは?

じかんぶんかいのう

時間分解能とは、計測機器やシステムが時間軸上で二つの事象を区別できる最小の時間間隔のことです。

時間分解能(じかんぶんかいのう)とは、計測機器・センサー・観測システムなどが、時間方向において二つの異なる事象や変化を個別に識別できる最小の時間間隔を指します。英語では「temporal resolution」と言います。

たとえばある計測器の時間分解能が1ミリ秒(ms)であれば、1ms以内に連続して起こった二つの事象は「一つの出来事」として記録され、区別できません。一方、時間分解能が1マイクロ秒(μs)の機器であれば、より細かな時間変化を捉えることができます。

時間分解能はさまざまな分野で重要な指標です。

  • 気象・地球観測:気象衛星の観測頻度(例:10分ごと)が時間分解能を左右する
  • 医療画像:MRIやCTの動態撮影では高い時間分解能が診断精度を高める
  • 物理・化学計測:超短パルスレーザーを使ったフェムト秒単位の反応追跡
  • 音響・電気工学:サンプリング周波数がデジタル音声の時間分解能を決める

時間分解能は空間分解能(位置の細かさ)や周波数分解能とともに、計測システムの性能を評価する重要な三要素の一つとされています。観測対象の変化速度に見合った時間分解能を持つ機器を選ぶことが、正確な計測の前提となります。

使い方・例文

「この気象レーダーは時間分解能が5分のため、急速に発達する積乱雲の変化を細かく追うことができる。」のように、計測・観測機器の性能説明でよく使われます。

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