フェネックとは?
ふぇねっく
フェネックとは、北アフリカのサハラ砂漠に生息する世界最小のキツネで、極端に大きな耳が特徴の愛らしい動物です。
フェネック(Fennec fox)は、イヌ科キツネ属に分類される小型の哺乳類で、学名をVulpes zerdaといいます。北アフリカのサハラ砂漠からアラビア半島北部にかけての砂漠地帯に生息し、キツネの仲間の中では最も体が小さい種として知られています。
最も目立つ特徴は、頭部に比して異常に大きな耳で、体長20〜40センチメートルに対し、耳の長さは10〜15センチメートルにもなります。この大きな耳には二つの重要な機能があります。
- 砂の中に潜む獲物(昆虫・ネズミなど)の音を正確に聞き取る
- 体熱を放散して砂漠の酷暑を乗り切る体温調節
体毛はクリーム色から砂色で、砂漠環境への擬態に役立っています。夜行性で昼間は地中に掘った巣穴で過ごし、夜間に活動して昆虫・小型爬虫類・果実などを食べます。砂漠の乾燥環境に適応しており、水をほとんど飲まなくても食物から水分を摂取できます。
その愛らしい外見からペットとしての人気も高く、日本でも一部の専門店で販売されています。ただし野生動物であるため飼育には専門的な知識と環境が必要です。IUCNのレッドリストでは現在「軽度懸念」に分類されています。
使い方・例文
動物園のアフリカゾーンや砂漠動物コーナーで展示されることがあり、その大きな耳から「砂漠のアンテナ」とも呼ばれます。ペットとして飼われる場合も増えており、SNSでもよく話題になります。
この用語をシェア
最終更新: