イヌ科とは?
いぬか
イヌ科とは、イエイヌ、オオカミ、キツネ、ジャッカルなどを含む食肉目の科で、社会性が高く走行能力に優れた肉食哺乳類のグループです。
イヌ科(Canidae)とは、哺乳綱・食肉目に属する科で、現生のイヌ類をすべて含む分類群です。現在確認されている種数はおよそ36種で、南極大陸を除くすべての大陸に自然分布しており、分布域の広さはネコ科を上回ります。
イヌ科の動物に共通する主な特徴は以下の通りです。
- 長い吻部(鼻先)と発達した嗅覚・聴覚
- 爪は引き込めない非収縮性で、走行に適した趾行性(指で立つ)の足
- 持久力が高く、長距離を走り続けることができる体型
- 多くの種が群れや家族単位で暮らす高い社会性
- 雑食性の傾向があり、果実や昆虫も食べる種が多い
最もよく知られる種はオオカミ(タイリクオオカミ)で、現代のイエイヌの直接の祖先です。イエイヌは数万年前(諸説あり)に人間と共生関係を築いた過程で家畜化され、現在では世界中で約1000種もの品種が生み出されています。
その他の代表的なイヌ科動物として、キツネ類(アカギツネ、フェネックなど)、コヨーテ、ジャッカル、アフリカのリカオン(アフリカンワイルドドッグ)、南米のマテアネコなどが挙げられます。リカオンは特に協調性の高い狩りを行うことで知られ、哺乳類の中でも成功率の高い捕食者です。
使い方・例文
ペットのイヌについて「どんな動物の仲間か」を調べると、オオカミやキツネと同じイヌ科に属することが説明されます。生態学の授業や動物図鑑でよく登場する分類です。
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