リカオンとは?
りかおん
リカオンとは、サハラ以南のアフリカに生息する高度に社会的なイヌ科の動物で、群れの協調による狩りの成功率の高さで知られます。
リカオン(学名:Lycaon pictus)は、食肉目イヌ科に属するアフリカ固有の野生動物です。英語では「African Wild Dog(アフリカン・ワイルド・ドッグ)」や「Painted Dog(ペインテッド・ドッグ)」とも呼ばれ、黒・黄・白がまだらに入った不規則なパターンの毛色が特徴的で、個体ごとに模様が異なります。
体長は75〜110センチメートル、体重は18〜36キログラム程度で、大きな丸い耳を持ちます。かつてはアフリカ大陸の広い地域に分布していましたが、生息地の喪失・人間との軋轢・伝染病などにより個体数が激減し、現在はIUCNレッドリストで「絶滅危惧種(Endangered)」に指定されています。
リカオンは非常に高度な社会性を持ち、5〜30頭前後の群れを形成して生活します。その狩りの成功率は他の大型肉食動物と比べて際立って高く、チームワークによる獲物の追跡・分担・包囲が特徴です。群れの中での序列は比較的平等的で、老齢個体や傷ついた個体にも食料を分け与える利他的な行動が観察されています。
狩猟対象はインパラ・ウィルドビーストなどの中型有蹄類が中心で、体重の2〜3倍の獲物を捕らえることもあります。日本の動物園でも一部で飼育されており、その独特の外見と社会行動が人気を集めています。
使い方・例文
アフリカのサファリドキュメンタリーでは、リカオンの群れが計画的な連携プレーでインパラを狩るシーンが「自然界最高クラスの狩りの成功率」として紹介されることがあります。
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