フェナカイトとは?
ふぇなかいと
フェナカイトとは、ベリリウムを含む珪酸塩鉱物で、無色透明の結晶が宝石として珍重されます。
フェナカイト(Phenakite、フェナサイトとも)は、ベリリウムの珪酸塩鉱物で、化学式は Be₂SiO₄ で表されます。名称はギリシャ語で「詐欺師」を意味する語に由来し、かつて水晶やトパーズと間違えられたことからつけられました。
結晶系は三方晶系(菱面体晶系)で、しばしばレンズ状・菱形状の独特な結晶形を示します。純粋なものは無色透明ですが、微量不純物により淡黄色・淡ピンク・淡緑色を帯びることもあります。モース硬度は7.5〜8と高く、比重は約2.96です。
産地としてはロシアのウラル山脈、ブラジル、ノルウェー、スリランカなどが知られています。ペグマタイト(粗粒花崗岩)中やエメラルド・クリソベリルと共生する鉱床に産出します。
宝石としてのフェナカイトは希少性が高く、ダイヤモンドに似た輝きを持つことから、コレクターや宝石愛好家の間で高く評価されています。研磨するとブリリアントカットが映え、美しい光の分散を示します。ただし産出量が少なく、ジュエリー市場ではあまり流通しない希少石です。
使い方・例文
希少鉱物の展示会やハイエンド宝石店で、水晶とよく似た透明石として鑑別の話題になる場面で登場します。
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