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フィルスとは?

ふぃるす

フィルスとは、アラビア語圏の複数の国で使われる通貨の補助単位で、主要通貨の1,000分の1や100分の1に相当します。

フィルス(fils、複数形はフルース)は、中東・アラビア湾岸諸国の通貨制度において補助単位として用いられる名称です。語源ビザンツ帝国の小銅貨「フォリス(follis)」がアラビア語化したものとされておりイスラム世界の貨幣史と深く結びついています。

現代においてフィルスが補助単位として採用されている国と通貨の例は以下の通りです。

  • クウェート:クウェートディナール(1ディナール=1,000フィルス)
  • バーレーン:バーレーンディナール(1ディナール=1,000フィルス)
  • アラブ首長国連邦:UAEディルハム(1ディルハム=100フィルス)
  • ヨルダン:ヨルダンディナール(1ディナール=1,000フィルス)
  • イラク:イラクディナール(1ディナール=1,000フィルス)

ディナールを主要通貨とする国ではフィルスは1,000分の1、ディルハムを主要通貨とする国では100分の1という違いがあり、国ごとに体系が異なります。実際の日常取引では、クウェートやバーレーンなどでは物価水準が高いため、フィルス単位の小銭が流通する場面は限られることも多いです。

フィルスはアラビア語圏の貨幣文化・歴史を知るうえで欠かせない用語であり、中東の金融・貿易に関わる場面で目にする機会があります。

使い方・例文

UAEでの買い物の際、「50フィルス」というコインが釣り銭として渡されることがあり、ディルハムの半分(約20円前後)に相当します。

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