フィッシャー噴火とは?
ふぃっしゃーふんか
フィッシャー噴火とは、地面に入った割れ目(亀裂)に沿って溶岩が線状に噴き出す火山活動の形態のことです。
フィッシャー噴火(Fissure Eruption)は、点状の火口からではなく、地殻に生じた数百メートルから数十キロメートルに及ぶ割れ目(フィッシャー)に沿って溶岩が噴出する噴火様式です。英語で「fissure」は亀裂・裂け目を意味します。
この噴火が起きやすい場所はプレートが引き離される境界部(拡大軸)で、アイスランドはその典型例として知られています。噴出する溶岩は粘性が低い玄武岩質のものが多く、カーテン状に連続して吹き上がる「溶岩カーテン」と呼ばれる壮観な現象が見られることもあります。
フィッシャー噴火の主な特徴は以下のとおりです。
- 活動が広範囲の割れ目に分散するため、爆発的な噴火になりにくい
- 大量の溶岩が流れ出て広大な溶岩台地を形成する
- 噴煙よりも溶岩流・有毒ガスによる被害が主体となる
- 時間の経過とともに一部の噴出点が卓越してシールド火山を形成することがある
2018年のキラウエア火山(ハワイ)や過去のアイスランドのラキ割れ目噴火が代表例として挙げられ、地球規模の気候影響を及ぼした例もあります。
使い方・例文
アイスランドでは歴史的にフィッシャー噴火が繰り返されており、居住地から離れた割れ目から溶岩が流れ出して農地や道路を呑み込んだ事例が報告されています。
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