ピッチ走法とは?
ぴっちそうほう
ピッチ走法とは、歩幅(ストライド)を小さくし歩数(ピッチ)を多くして速度を得る陸上競技における走り方のことです。
ピッチ走法とは、陸上競技の短距離・長距離走において、一歩一歩の歩幅(ストライド)を比較的小さく抑えながら、1秒あたりの歩数(ピッチ)を高めることで走速度を維持・向上させる走法です。
走速度は「ピッチ × ストライド」で決まります。ピッチ走法はこのうちピッチを高める方向でスピードを生み出す考え方です。一方、歩幅を広げてスピードを得る「ストライド走法」と対照的な位置づけにあります。
ピッチ走法の主な特徴は次のとおりです。
- 足の回転数を重視するため、接地時間が短くテンポが速い
- 下半身の柔軟性や脚力が比較的小さくても対応しやすい
- 体重や身長が小さい選手、特に日本人ランナーが採用しやすい
- エネルギー消費の観点では、ストライドを伸ばす方が効率的になる場合もある
長距離走では筋肉疲労による歩幅の縮小を補うためにピッチを意識することが重要で、マラソン選手の多くが1分あたり180歩前後を理想的なピッチとして練習に取り入れています。短距離走では最大ピッチと最大ストライドをいかにバランスさせるかが課題となります。
使い方・例文
100m走でスタートから素早く足を回転させて加速する選手や、マラソン終盤で歩幅が狭くなってもテンポよく足を動かして失速を防ぐ場面が、ピッチ走法の典型的な例です。
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