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ビュレットとは?

びゅれっと

ビュレットとは、液体体積を正確に計測・滴下するために使われる細長いガラス製の実験器具です。

ビュレットは、化学実験液体体積を精密に測定・滴下するために使用される細長いガラス管です。下端にコックまたはゴム管のついたクランプが取り付けられており、液体の流量を細かく制御できる構造になっています。

主な用途は滴定(てきてい)です。滴定とは、濃度のわかっている溶液(標準液)を少しずつ加えながら反応の終点を見つけ、未知の溶液の濃度を求める操作です。たとえば塩酸の濃度を調べるとき、水酸化ナトリウム標準液をビュレットから少量ずつ滴下し、指示薬の色が変わった瞬間(中和点)に使用量を読み取ります。

ビュレットの目盛りは上から下に向かって数値が増える構造になっており、読み取る際はメニスカス(液面の湾曲)の底を目の高さで読むことが正確な計測の基本です。容量は一般に25mLや50mLのものが広く使われます。

ガラス製コック付きのものは酸性溶液に、ゴム管クランプ付きのものはアルカリ性溶液(ガラスを腐食するため)に使い分けます。高校化学の実験から大学・研究室レベルまで幅広く活躍する基本的な分析器具です。

使い方・例文

硫酸の濃度を求める実験で、水酸化ナトリウム溶液を入れたビュレットから少量ずつ滴下し、フェノールフタレインが薄紅色に変わった時点の目盛りを読む。

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