ヒメ科とは?
ひめか
ヒメ科とは、細長い体と尖った吻を持つ海水魚の科で、世界の熱帯・温帯の浅海から深海にかけて広く分布しています。
ヒメ科(学名:Aulopidae)は、ヒメ目に属する海水魚の科です。日本では「ヒメ」と呼ばれる種が代表的で、太平洋・インド洋・大西洋など世界の温帯・熱帯の海に分布しています。
ヒメ科は、ヒメ目の中でも比較的原始的な特徴を持つグループとされています。体は細長く、口は大きめで顎に細かい歯が並んでいます。底生性(海底付近に生息する性質)が強く、砂泥底や岩礁底に静止していることが多い魚です。
ヒメ科の主な特徴は次のとおりです。
- 背びれの前方に脂びれ(あぶらびれ)を持つ種がおり、サーモン科など一部の魚と共通する特徴
- 雌雄同体(同一個体が雌雄両方の性質を持つ)の種が知られており、繁殖様式の研究対象となっている
- 砂底に腹部を付けて静止するような姿勢をとることが多い
- プランクトンや小魚を捕食する肉食性
日本近海に生息するヒメ(Aulopus japonicus)は水深の浅い砂底に多く生息しており、延縄や底引き網などで漁獲されます。身は白く上品な味わいで、干物や塩焼きに利用されます。分類学的にはトカゲギスやエソなどを含むヒメ目の中の1科として位置づけられています。
使い方・例文
「底引き網漁で揚がった魚の中にヒメ科のヒメが混じることがあり、干物にすると独特の風味があって地元で珍重されることもある。」
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