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ヒメボタルとは?

ひめぼたる

ヒメボタルとは、日本各地の山地や里山に生息する小型のホタルで、黄橙色の素早い点滅が特徴です。

ヒメボタル(姫蛍、学名 Luciola parvula)は、コウチュウ目ホタル科に属する小型のホタルです。体長は5〜8ミリメートルほどで、ゲンジボタルヘイケボタルと比べてひとまわり小さいことが和名の由来です。

日本では北海道から九州にかけて広く分布し、山地の林縁や竹林、社寺の森など、比較的乾いた環境を好みます。ゲンジボタルが水辺を必要とするのに対し、ヒメボタルの幼虫は陸上で生活し、カタツムリなどの陸生軟体動物を捕食します。そのため水質汚染の影響を受けにくく、都市近郊でも生存できる場合があります。

発光の特徴は、黄橙色の光を非常に速いリズムで点滅させることです。ゲンジボタルが2〜4秒周期でゆったり光るのに比べ、ヒメボタルは0.3〜0.5秒ほどの短い点滅を繰り返すため、ストロボのような印象を受けます。主に雄が飛びながら光り、草むらにいる雌に求愛します。

成虫が見られる時期は地域によって異なりますが、おおむね5月下旬〜7月にかけてが観察のシーズンです。幻想的な点滅は夜の山道を彩り、ゲンジボタルとは一味異なる光の演出として知られています。

使い方・例文

「ヒメボタルは山の竹林で黄色い光を素早くまたたかせながら飛び回り、ゲンジボタルとは違う幻想的な雰囲気を醸し出す」などと、ホタル観賞の話題で紹介されることが多い昆虫です。

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