ヒメオドリコソウとは?
ひめおどりこそう
ヒメオドリコソウとは、春先に小さなピンク色の花を咲かせる、道端や畑によく見られるシソ科の一年草または越年草です。
ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)は、シソ科オドリコソウ属に分類される植物で、学名をLamium purpureumといいます。ヨーロッパ原産の帰化植物で、日本全土に広く分布しています。
名前の由来は、小さな花が笠をかぶった踊り子に似ているとされるオドリコソウに形が似ており、それよりも全体的に小さいことから「ヒメ(姫)」の名が付けられました。草丈は10〜30センチ程度で、葉は三角形〜卵形で縁に鋸歯があり、茎の上部に向かうにつれて葉が赤紫色を帯びることが特徴的です。
開花期は主に3〜6月で、茎の葉腋に小さなピンク色〜紅紫色の唇形花を密につけます。花は上唇と下唇に分かれた唇形で、シソ科特有の形状をしています。日当たりのよい道端・畑の縁・空き地などに群生することが多く、春の雑草として広く知られています。
生態的には越年草として秋に発芽し、冬を越してから春に開花・結実します。蜜を求めるミツバチや小型のハナアブなどの訪花昆虫を引き寄せ、春の花粉源・蜜源植物としての役割も担っています。園芸的には雑草扱いされることが多いですが、群生した際の紫がかった葉の彩りが美しく、春の野原の風物詩ともなっています。
使い方・例文
春になると公園の芝生の隅や道端に、赤紫色の小さな花と紫がかった葉を持つヒメオドリコソウが群生しているのを見かけることがあります。
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