パータ・グラッセとは?
ぱーた・ぐらっせ
パータ・グラッセとは、チョコレートにカカオバター以外の植物油脂を加えた洋菓子用のコーティング用チョコレートで、テンパリング不要で扱いやすいことが特徴です。
パータ・グラッセ(仏:pâte à glacer)は、フランス語で「コーティング用のペースト」を意味する菓子材料で、カカオマスにカカオバターの一部または全部の代わりに植物油脂(ヤシ油・パーム油など)を加えて作られるチョコレート様の製品です。
通常のチョコレートはカカオバターを使用しているため、使用前に「テンパリング」と呼ばれる精密な温度調整が必要です。これを省略すると表面が白くなる「ブルーム」が起きてしまいます。一方、パータ・グラッセはカカオバターの替わりに植物油脂を使っているため、テンパリング作業が不要で、溶かしてそのまま使えます。
パータ・グラッセが使われる場面や特徴は以下のとおりです。
- ケーキ・エクレア・プチフールのコーティング(グラサージュ)に向いている
- 常温でも光沢が安定しやすい
- 製菓工場や業務用途で効率的に使えるため広く普及している
- 風味は本格チョコレートに比べるとやや劣るとされる
家庭でも製菓材料店やオンラインで購入でき、チョコレートケーキのコーティングやチョコペンの代替として手軽に活用できます。ホワイト・ミルク・ダークなど種類も豊富です。プロの現場では時間の節約と仕上がりの安定のために多用されており、洋菓子の世界では欠かせない材料のひとつです。
使い方・例文
エクレアの表面に艶やかなチョコレートコーティングを手軽に施したいとき、パータ・グラッセを溶かしてそのままかけるだけで美しい仕上がりが得られます。テンパリング不要なので初心者にも扱いやすい材料です。
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