パンニングとは?
ぱんにんぐ
パンニングとは、カメラを固定した状態で水平方向に回転させながら被写体を追う撮影技法のことです。
パンニングとは、三脚などに固定したカメラを水平軸を中心に回転(スウィング)させながら動く被写体を追い続けることで、背景をブラし被写体を際立たせる写真・映像の撮影技法です。「パン」と略されることも多く、英語の「panorama」が語源とされています。
仕組みとしては、シャッタースピードをやや遅め(目安として1/30〜1/60秒程度)に設定し、被写体の動きに合わせてカメラを滑らかに振ります。これにより、被写体はある程度シャープに写り、背景の風景が水平方向に流れるように写るため、スピード感や躍動感を表現できます。
主な用途は以下のとおりです。
- スポーツ写真:走る選手や競走馬を背景の流れとともに捉える
- 乗り物撮影:電車・バイク・自動車の疾走感を表現する
- 野生動物:飛ぶ鳥や走る動物の動きを活写する
成功させるには、被写体と一定の距離を保ちながら体全体を軸として滑らかに回転させること、事前に被写体の動きを予測してカメラを動かし始めるタイミングを合わせることが重要です。デジタルカメラでは連写・追尾AF機能と組み合わせると成功率が上がります。
映像制作では「カメラパン」と呼ぶ場合もあり、インタビューシーンや情景描写で画面を横に切り替える演出としても広く使われています。
使い方・例文
マラソン大会でシャッタースピードを遅くしてランナーを追い撮りすると、背景が流線形にブレて選手の勢いが伝わるパンニング写真が撮れます。
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