パサルガダエとは?
ぱさるがだえ
パサルガダエとは、古代ペルシア帝国アケメネス朝の初代王キュロス2世が建設した最初の都で、イランに残る世界遺産の遺跡です。
パサルガダエ(Pasargadae)は、紀元前6世紀にアケメネス朝ペルシア帝国の創始者キュロス2世(大王)が建設した帝国最初の首都です。現在のイラン南部、ファールス州の高原地帯(海抜約1900メートル)に位置し、2004年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
遺跡には以下の主要構造物が残っています。
- キュロス2世の墓廟:六段の基壇の上に石積みの墓室が置かれた独特の形式で、後世の王陵にも影響を与えた
- パサルガダエ宮殿群:謁見の間・居住宮殿の柱廊跡が残る
- トール・エ・タフト要塞:丘の上に築かれた防衛施設
- 庭園遺構(パラダイス庭園):人工的な水路と庭園を組み合わせた設計で、「パラダイス(楽園)」の語源とされるペルシア語「パイリダエザ」に由来
パサルガダエはアケメネス朝の後期首都ペルセポリスより古く、ペルシア帝国の成立と文化的アイデンティティを示す遺跡として重要です。アレクサンドロス大王がペルシアを征服した際、キュロス2世の墓に礼を示したとも伝えられています。
ペルシア文明の黎明期を物語る史跡として、考古学・歴史学上の価値が高く評価されています。
使い方・例文
「世界遺産パサルガダエを訪れると、広大な荒野に佇むキュロス2世の墓廟が、2500年以上の時を超えてその威厳を今に伝えている。」
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