バンノンとは?
ばんのん
バンノンとは、フランス・プロヴァンス地方原産の山羊乳チーズで、栗の葉で包んで熟成させる独特の製法が特徴です。
バンノン(Banon)は、フランス南部プロヴァンスのアルプ・ド・オート・プロヴァンス県バンノン村周辺を原産とする山羊乳チーズです。フランスのAOC(原産地呼称保護)を取得しており、特定地域で育った山羊の乳だけを使い、伝統的な製法に沿って作られます。
バンノン最大の特徴は、熟成の最終段階でチーズを栗の葉(シャテニエ)に包むことです。葉は事前にブランデーやオー・ド・ヴィー(蒸留酒)に漬けておき、これでチーズを包んでいわゆるマリネしながら熟成を進めます。栗の葉のタンニンとアルコールがチーズに移り、独特の風味と表面の柔らかな茶色い外皮が生まれます。
熟成期間は最低1か月程度で、内部はクリーミーかつとろりとした食感です。風味は山羊乳らしい酸味と、栗の葉・蒸留酒由来の深みのある香りが絶妙にからみ合います。
フランスでは産地周辺のプロヴァンスワインや蜂蜜と合わせてチーズプレートに出されることが多く、地元の食文化を色濃く反映しています。栗の葉に包まれた外観はプレゼントやチーズの盛り合わせにも映えます。
使い方・例文
栗の葉を開いてそのまま食卓に出すと見た目の演出になり、地元産の蜂蜜やくるみ、軽い赤ワインと組み合わせると風味がより引き立ちます。
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