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バルハシ湖とは?

ばるはしこ

バルハシ湖とは、カザフスタン南東部に位置する中央アジア最大級の湖で、西半部が淡水、東半部が塩水という世界でも珍しい二重の水質を持つことで知られます。

バルハシ湖(Balkhash Lake)は、カザフスタン南東部の砂漠・半乾燥地帯に広がる内陸湖で、面積は約1万6000〜1万8000平方キロメートル季節や年により変動)と、世界で12番目前後の大きさを持ちます。東西に約600キロメートル延びる細長い形状が特徴です。

最大の特徴は、湖が二つの水質域に分かれていることです。西部はイリ川をはじめとする河川から大量の淡水が流入するため淡水域となっており、東部は流入が少なく蒸発が激しいため塩水域となっています。この淡水・塩水の共存は世界的にも珍しく、両水域はサルジャラゲイ海峡(水深わずか6メートル以下)でつながっています。

バルハシ湖はかつて豊かな漁業資源と生態系を持っていましたが、20世紀後半以降、農業用の灌漑による流入河川の水量減少と乾燥化の影響で湖面積が縮小しつつあります。ソ連崩壊後も水資源を巡るカザフスタン・中国(イリ川上流部)間の問題が指摘されており、中央アジアの水資源管理における重要課題の一つです。

周辺にはバルハシ市をはじめとする都市が立地し、銅の精錬など工業活動も行われています。

使い方・例文

中央アジアの地理や環境問題、水資源を扱う文脈で登場するほか、「淡水と塩水が共存する湖」として自然地理の珍しい事例として紹介されることがあります。

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