ハーディガーディとは?
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ハーディガーディとは、ハンドルを回すことで弦を振動させるヨーロッパ中世起源の擦弦楽器で、持続音(ドローン)とメロディーを同時に奏でられることが特徴です。
ハーディガーディ(Hurdy-gurdy)は、ヴァイオリンのような弦を弓の代わりに「ロジン(松脂)を塗った回転する木製の円盤(ホイール)」に接触させて振動させることで音を出す、独特の構造を持つ鍵盤付き擦弦楽器です。演奏者が右手でクランクを回してホイールを回転させ、左手で鍵盤を操作してメロディーを弾きます。
弦の構成は大きく分けて以下の役割を担います。
- メロディー弦(シャントレル):鍵盤で音程を変えてメロディーを演奏する
- ドローン弦(ブールドン):常に同じ音を鳴らし続ける持続音を担当
- トロンペット弦(トロンプ):クランクの回転速度変化に応じてリズミカルに打音を出す(楽器によって装備)
起源は11〜12世紀のヨーロッパとされ、中世には「オルガニストルム」として大型の礼拝用楽器だったものが、後に小型化して民俗楽器として広まりました。フランス、ハンガリー、スペイン、東欧などで民族音楽の重要な楽器として発展を遂げました。
現代ではフォークミュージック・リバイバル運動以降に再評価が進み、中世・ルネサンス音楽の復元演奏のほか、フォーク、メタル、アンビエントなど多彩なジャンルで使われています。その独特の音色はドラマや映画のサウンドトラックにも採用されることがあります。
使い方・例文
ハーディガーディはフランスの民俗音楽やハンガリーの伝統楽団の演奏で登場するほか、近年は中世ファンタジーをテーマにしたゲームや映像作品のBGMとしても注目されています。
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