ハーディ・ガーディとは?
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ハーディ・ガーディとは、弦にロジンを塗ったクランク式の回転板を当てて音を出す、中世ヨーロッパ発祥の擦弦楽器です。
ハーディ・ガーディ(hurdy-gurdy)は、クランクを回すことで回転するロジン塗りの木製円盤(ホイール)が弦に触れ、持続的な音を生み出す擦弦楽器です。弓で弦を弾くバイオリンとは異なり、演奏者がハンドルを回し続けることで安定した音が鳴り続ける点が最大の特徴です。
起源は中世ヨーロッパにあり、10〜11世紀頃に大型の「オルガニストゥルム」として登場し、その後小型化されて広まりました。構造としては、
- メロディー弦(シャンテレル): 鍵盤(タンジェント)を押すことで音程を変える
- ドローン弦: 常に同じ音程を持続させる伴奏弦
- トランペット弦(トロンペット/ドッグ弦): ブズーン音と呼ばれる独特のリズム打音を出す
これらの弦が同時に鳴ることで、バグパイプに似た重厚で独特の音響が生まれます。中世・ルネサンス期には宮廷から民衆の祭りまで幅広く使われ、18世紀のフランスでは貴族の間で「ミュゼット文化」の一部として流行しました。その後衰退しましたが、20世紀後半のフォーク・リバイバル運動やワールドミュージックブームで再び注目されています。
現代では東欧・北欧・フランスのフォーク音楽、あるいはロックやエレクトロニカとの融合など、幅広いジャンルで活躍しています。
使い方・例文
ハーディ・ガーディはケルト音楽やフレンチ・フォークの演奏で登場することが多く、バグパイプに似た音色で楽曲に深みを加えます。近年はメタルバンドが取り入れることでも話題になっています。
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