ハンドタップとは?
はんどたっぷ
ハンドタップとは、手作業でめねじ(内ねじ)を切るための工具で、先端から中仕上げ・仕上げの順に段階的に使用してねじ山を形成します。
ハンドタップは、金属・樹脂・木材などの下穴にめねじ(雌ねじ、ナット側のねじ)を切削加工するための工具です。タップハンドルと呼ばれる工具に取り付け、手で回転させながらゆっくりとねじ山を形成していきます。
ハンドタップは一般に3本1組のセットで使われ、それぞれ役割が異なります。
- 先タップ(1番タップ):先端部分の食い付き山が多く、切り始めの案内と荒削りを担う
- 中タップ(2番タップ):先タップより山が少なく、中仕上げを行う
- 上タップ(3番タップ):食い付き山がほとんどなく、正確なねじ山に仕上げる
作業の手順としては、まずドリルで適切な径の下穴を開け、タップを垂直に立てながらゆっくり回転させます。切りくずが詰まらないよう、数回転ごとに逆回転させて切りくずを折り、潤滑油を使いながら進めることが長寿命のコツです。
ハンドタップの材質は高速度鋼(ハイス)が一般的で、難削材にはコバルト添加ハイスや超硬素材が用いられます。ピッチと径はM規格(メートルねじ)、インチ規格(UNCなど)のほか、管用ねじ規格(Rねじ、Gねじ)など多種があります。DIYから機械整備・製造現場まで幅広く使われる基本工具です。
使い方・例文
アルミ製のブラケットにM6のボルトを取り付けたいとき、ドリルで5mmの下穴を開けた後にM6ハンドタップを使ってめねじを切ります。
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