ハマシギとは?
はましぎ
ハマシギとは、干潟や砂浜で群れをなして見られる小型のシギ類で、日本では春と秋の渡りの時期に多く観察される渡り鳥です。
ハマシギ(学名:Calidris alpina)は、チドリ目シギ科に属する小型の渉禽類(しょうきんるい)です。英名は「ダンリン(Dunlin)」と呼ばれ、世界各地に複数の亜種が分布する、シギ類の中でも個体数が多く観察しやすい種のひとつです。
日本では冬鳥または旅鳥として訪れ、春と秋の渡りの時期には干潟・砂浜・河口などで大きな群れを形成します。繁殖地はユーラシア大陸および北米大陸の北極圏や亜北極圏のツンドラ地帯です。
ハマシギの主な特徴は以下のとおりです。
- 全長約18〜20センチメートルの小型シギ
- 夏羽は腹部中央が黒く、冬羽はグレーと白のシンプルな色合い
- やや下に曲がった黒いくちばしを持ち、泥の中に差し込んで餌を探す
- 干潟でカニ・ゴカイ・甲殻類などを捕食
- 数十〜数千羽規模の群れで、波打ち際を移動しながら採餌する
干潟を利用するシギ・チドリ類の代表的な存在であり、干潟の環境保全や渡り鳥の保護を考える上で重要な種です。日本の干潟面積の減少とともに、ハマシギをはじめとするシギ類の飛来数も変化してきているとされています。
使い方・例文
干潟でのバードウォッチングや渡り鳥の調査において、波打ち際を走り回る小型シギの群れとしてハマシギが多く記録されます。
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