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ハダカデバネズミとは?

はだかでばねずみ

ハダカデバネズミとは、東アフリカの地下に集団生活するネズミ目の動物で、ほぼ無痛・超長寿・がんへの高い耐性が科学的に注目されています。

ハダカデバネズミ(裸出歯鼠、学名:Heterocephalus glaber)は、ネズミ目デバネズミ科分類される小型哺乳類で、東アフリカエチオピアソマリアケニア)の乾燥した土壌に掘った地下トンネルで生活します。体長は8〜10センチメートル程度、体重は30〜80グラムほどです。

その最大の特徴は哺乳類としては非常に特殊な生態と生理機能です。まず、皮膚にはほとんど毛がなく(ゆえに「ハダカ」)、大きな門歯(デバ)が外に突き出しています。この門歯は土を掘るための道具で、口を閉じたままでも門歯だけを動かすことができます。

生態的には社会性昆虫(アリ・ハチ)のような「真社会性」を持つ唯一の哺乳類として知られています。1匹の女王(クイーン)と少数の雄だけが繁殖し、ほかのコロニーメンバーは労働者として働く分業社会を形成します。

科学的に特に注目されるのは以下の点です。

  • 小型げっ歯類の平均寿命の約10倍にあたる30年以上生きる超長寿
  • がん(腫瘍)の発症がほとんど報告されていない高いがん耐性
  • 酸素欠乏状態への強い耐性(無酸素でも数分間生存可能)
  • 痛みを感じにくい(特定の痛み物質への反応が乏しい)
これらの特性は老化・がん・疼痛の医学研究において大きな手がかりを提供するとして、世界中の研究機関で研究対象となっています。

使い方・例文

ハダカデバネズミの老化耐性やがん耐性は医学研究の文脈でよく話題になり、「老化しない動物」として科学ニュースでたびたび紹介されます。

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