ハスの実とは?
はすのみ
ハスの実とは、ハス(蓮)の花托に実る種子で、食用・薬用両方に用いられ、アジア各地で古くから親しまれてきた食材です。
ハスの実(蓮の実)とは、スイレン科ハス属の水生植物であるハス(学名:Nelumbo nucifera)の種子のことです。夏に大輪の花を咲かせたあと、花托(かたく)と呼ばれる緑色の花床がシャワーヘッドのような形に変化し、その穴の中にひとつずつ種子が実ります。
- 外観と食感:皮をむいた実は白色で、炊いたり蒸したりするとほんのりした甘みと独特のほろ苦さが生まれる
- 食用:中国・ベトナム・韓国などでは炒め物・スープ・粥・デザートの食材として幅広く利用される
- 薬用(漢方):「蓮子(れんし)」の名で漢方生薬として使われ、滋養強壮・安神(心を落ち着かせる)・脾胃の調整に効果があるとされる
- 栄養成分:でんぷん・たんぱく質・カリウム・マグネシウムを含む
実の中心にある緑色の胚芽(蓮心、れんしん)は苦みが強く、漢方では別途「蓮子心」として不眠・高血圧などに用いられます。
仏教では蓮が清浄の象徴とされるため、ハスの実は供物や縁起物としても重要な意味をもちます。日本でも中華料理の食材や乾物として流通しており、滋養食品・スーパーフードとしての関心も高まっています。
使い方・例文
「中華粥のトッピングにハスの実を入れると食感と栄養がアップする」「漢方の処方箋に蓮子(ハスの実)が含まれていた」といった場面で登場します。
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