ハイパーソニックグライダーとは?
はいぱーそにっくぐらいだー
ハイパーソニックグライダーとは、マッハ5以上の極超音速で大気圏内を滑空する飛翔体で、軍事・宇宙技術として各国が開発を進めています。
ハイパーソニックグライダー(Hypersonic Glide Vehicle、略称HGV)は、マッハ5(音速の5倍)以上の極超音速で大気圏の上層部を滑空する飛翔体です。通常は弾道ミサイルなどのロケットで高高度まで打ち上げられた後、滑空フェーズに移行し、推進力を持たずに大気との相互作用を活かしながら目標に向かいます。
ハイパーソニックグライダーの主な特徴は以下のとおりです。
- 高速性:マッハ5〜20の速度域で飛行するため、従来の迎撃システムでは対処が困難
- 機動性:弾道ミサイルと異なり、滑空中に進路を変更できるため予測が難しい
- 低い飛行高度:弾道軌道より低い高度を飛行するため、早期警戒レーダーによる探知が遅れる
軍事的な観点から、米国・ロシア・中国などが精力的に開発を進めており、核・通常兵器を搭載できる次世代戦略兵器として注目されています。ロシアの「アバンガルド」や中国の「DF-ZF」などが知られています。
一方、民間・宇宙技術としても、極超音速旅客輸送や再使用型宇宙往還機(スペースプレーン)の技術基盤として研究が進んでいます。
使い方・例文
「ハイパーソニックグライダーはマッハ数十という高速で低軌道を滑空するため、現行のミサイル防衛システムによる迎撃が技術的に困難とされ、安全保障上の大きな課題となっている。」
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