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ノイラミニダーゼとは?

のいらみにだーぜ

ノイラミニダーゼとは、インフルエンザウイルス表面に存在し、感染細胞からウイルスが放出される際に働く酵素です。

ノイラミニダーゼ(neuraminidase、略称:NA)は、インフルエンザウイルス表面に突き出たスパイク状のタンパク質であり、シアリダーゼとも呼ばれます。ヘマグルチニン(HA)とともにインフルエンザウイルスの主要な表面抗原を構成しています。

その主な役割は、宿主細胞の受容体であるシアル酸をウイルス粒子から切断することです。ウイルスが細胞内で増殖した後、新たに作られたウイルス粒子は細胞表面のシアル酸に結合したまま留まろうとしますが、ノイラミニダーゼがシアル酸を分解することで、ウイルスが細胞から離れて周囲の細胞へ感染を広げることができます。

インフルエンザウイルスはノイラミニダーゼの型(N1〜N9など)とヘマグルチニンの型(H1〜H18など)の組み合わせで分類されます。たとえばH1N1、H3N2といった表記がこれにあたります。タミフル(オセルタミビル)やリレンザ(ザナミビル)などの抗インフルエンザ薬は、ノイラミニダーゼの働きを阻害することでウイルスの拡散を抑制する「ノイラミニダーゼ阻害薬」です。この仕組みにより、感染初期に服用すると症状の重症化や罹患期間の短縮に効果があります。

ノイラミニダーゼは変異を起こしやすく、薬剤耐性ウイルスの出現が課題となっています。感染症対策において、このタンパク質の研究は新たな治療薬開発の重要な標的となっています。

使い方・例文

インフルエンザの治療薬「タミフル」は、ノイラミニダーゼの働きを阻害することでウイルスの細胞間伝播を抑制し、症状の軽減を図る薬です。

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