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インフルエンザウイルスとは?

いんふるえんざういるす

インフルエンザウイルスとは、急性呼吸器感染症「インフルエンザ」を引き起こすRNAウイルスで、毎年流行を繰り返す感染力の強いウイルスです。

インフルエンザウイルス(Influenza virus)は、オルソミクソウイルス科に属するマイナス鎖一本鎖RNAウイルスです。A型・B型・C型・D型に分類され、ヒトに対して季節性インフルエンザを引き起こすのは主にA型とB型です。

A型インフルエンザウイルスの表面には、ヘマグルチニン(HA)とノイラミニダーゼ(NA)という2種類の糖タンパク質が存在します。HAは宿主細胞への吸着に、NAはウイルスの細胞からの放出に機能します。HAにはH1〜H18、NAにはN1〜N11のサブタイプがあり、その組み合わせによって亜型が決まります(例:H1N1、H3N2など)。

インフルエンザウイルスの重要な特性として「変異しやすさ」があります。

  • 連続変異(抗原ドリフト):コピーエラーによる少しずつの変異で、毎年のワクチン更新が必要な理由
  • 不連続変異(抗原シフト):異なる亜型間での遺伝子再集合による大きな変異で、パンデミックの原因になりうる

感染は飛沫・接触経路で広がり、発熱・頭痛・全身倦怠感・筋肉痛などの急激な症状が特徴です。毎年のワクチン接種と手洗い・マスク着用が予防の基本です。抗ウイルス薬(ノイラミニダーゼ阻害薬など)が発症早期に有効です。

使い方・例文

毎年秋から冬にかけて流行するインフルエンザは、前シーズンの流行株を分析してワクチン株が決定されるため、年ごとにワクチンの組成が見直されます。

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