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ニワシドリ科とは?

にわしどりか

ワシドリ科とは、オスが求愛のために精巧な構造物(あずまや)を作ることで知られる、オーストラリア・ニューギニア産の鳥の科です。

ワシドリ科(Ptilonorhynchidae)は、スズメ目に属する鳥類の科で、オーストラリアおよびニューギニア島を主な分布域とします。現在20種前後が知られており、ニワシドリ(あずまや鳥)やカキネドリなどが含まれます。

この科の最大の特徴は、オスがあずまや(bower)と呼ばれる巧みな構造物を作る求愛行動にあります。あずまやは巣ではなく、メスを引き寄せるための飾り場であり、種によって形状が大きく異なります。たとえば、

  • 二本の壁状に枝を並べた「並木道型」のあずまや
  • 円錐状や塔型に枝を積み上げたもの
  • 鮮やかな青・黄・白などの物体(花びら、果実、プラスチック片など)で装飾されたもの

オスは長い時間をかけてあずまやを整備・飾り付け、メスはその出来栄えを厳しく評価してから交尾相手を選びます。これは「美的選択」の典型例として進化生物学でも注目されています。あずまやの大きさや装飾の量・配色はオスの優劣を示す指標となり、高い認知能力と結び付いているとする研究もあります。

体のサイズは種によって異なりますが、多くは中型の鳥で、果実や昆虫を食べる雑食性です。鮮やかな羽色を持つ種もいれば、地味な茶系の種もいます。

使い方・例文

動物ドキュメンタリーや自然科学の番組で、カラフルな青いプラスチック片や花を丁寧に並べたあずまやの前でポーズをとるオスのニワシドリの映像が取り上げられるとき、ニワシドリ科の求愛行動として紹介されます。

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