ニューロンとは?
にゅーろん
ニューロンとは、神経系を構成する基本的な細胞単位で、電気信号や化学信号を通じて情報を伝達する役割を担っています。
ニューロン(neuron)は神経細胞とも呼ばれ、脳・脊髄・末梢神経を構成する情報処理の基本単位です。ヒトの脳には約860億個のニューロンが存在するとされています。
ニューロンの構造は大きく三つの部分に分かれます。
- 細胞体(soma):核や細胞小器官を含む本体部分
- 樹状突起(dendrite):他のニューロンから信号を受け取る複数の突起
- 軸索(axon):信号を次のニューロンや筋肉へ送る長い突起。長いものでは1メートル以上に達する
ニューロン同士の接続部分はシナプスと呼ばれ、ここで電気信号が化学物質(神経伝達物質)に変換されて次のニューロンへ伝わります。代表的な神経伝達物質にはグルタミン酸・GABA・ドーパミン・セロトニンなどがあります。
ニューロンは機能によって、感覚ニューロン(感覚情報を脳へ伝える)・運動ニューロン(脳から筋肉へ指令を送る)・介在ニューロン(脳内で情報を統合・処理する)に分類されます。学習や記憶はシナプスの結合強度が変化する「シナプス可塑性」によって生じると考えられており、ニューロンネットワークの動作が認知・感情・行動のすべての基盤となっています。
使い方・例文
「運動しようと思ったとき、脳の運動ニューロンが信号を発して手足の筋肉を動かす」ように、日常のあらゆる動作や思考の背景にニューロンの働きがあります。
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