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軸索とは?

じくさく

軸索とは、神経細胞ニューロン)から伸びる長い突起で、電気信号を他の神経細胞や筋肉・臓器へ伝達する役割を持ちます。

軸索(じくさく、英語:axon)は、神経細胞ニューロン)の細胞体から伸びる細長い突起のひとつで、神経信号(活動電位)を次の細胞へ伝える「送信ケーブル」の役割を果たします。樹状突起が主に信号を受け取る役割を担うのに対して、軸索は信号を伝出する方向性を持ちます。

軸索の主な特徴は以下の通りです。

  • 長さ:数十マイクロメートルから1メートル以上まで多様(脊髄から足先に至る運動神経など)
  • 髄鞘(ミエリン鞘):多くの軸索はグリア細胞(シュワン細胞など)が巻きついた絶縁層で覆われており、信号伝導速度を大幅に高める
  • 跳躍伝導:髄鞘のある軸索ではランビエ絞輪間を信号が飛び越えるように伝わり、効率的
  • 終末(シナプス小体):軸索の末端は神経伝達物質を放出するシナプスを形成する
軸索が傷つく疾患には多発性硬化症(髄鞘の破壊)や、末梢神経障害などがあり、感覚・運動・自律神経の機能に影響を及ぼします。

脳神経科学の研究では、軸索の構造・信号伝達メカニズムの解明が神経疾患の治療法開発において重要なテーマとなっています。

使い方・例文

脊髄から指先までの運動信号を伝える運動神経の軸索は、ヒトの体内で最も長い細胞突起のひとつとして神経生理学の授業で取り上げられます。

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