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ニューウェーブ映画とは?

にゅーうぇーぶえいが

ニューウェーブ映画とは、1950〜60年代に各国で起きた既存の映画文法を刷新する革新的な映画運動の総称です。

ニューウェーブ映画(New Wave cinema)とは、20世紀半ばに世界各地で生まれた映画の革新運動を指します。スタジオ中心の旧来の制作スタイルや語り口を否定し、ドキュメンタリー的な撮影手法・実験的な編集・個人的なテーマを前面に出した作品群が登場しました。

最もよく知られるのはフランスの「ヌーヴェルヴァーグ(Nouvelle Vague)」で、ジャン=リュック・ゴダールやフランソワ・トリュフォーらが1950年代末から1960年代にかけて活躍しました。彼らは映画批評誌「カイエ・デュ・シネマ」出身で、映画監督を作家(オートゥール)ととらえる「作家主義」を実践しました。

世界各国のニューウェーブには以下のものがあります。

  • フランス・ヌーヴェルヴァーグ:ゴダール、トリュフォー、シャブロルら
  • イギリスのフリーシネマ:労働者階級を描くリアリズム路線
  • チェコスロバキアのチェコ・ニューウェーブ:政治的寓意を込めた作品群
  • 日本のATG(アート・シアター・ギルド)系作品:大島渚や吉田喜重ら

ニューウェーブの作品は、手持ちカメラによるざらついた映像・飛び石編集(ジャンプカット)・即興演技・長まわし撮影などを積極的に取り入れ、映画の可能性を大きく広げました。現代のインディペンデント映画や作家映画の多くはこの遺産を受け継いでいます。

使い方・例文

「あの監督の作風はフランスのニューウェーブ映画に強く影響を受けている」のように、映画の系譜や作家の影響を語る文脈で使われます。映画史の授業や映画評論でも頻出の用語です。

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