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否定とは?

ひてい

否定とは、ある命題の真偽を反転させる論理演算で、「真」を「偽」に、「偽」を「真」に変換する「NOT演算」のことです。

否定(ひてい)は、論理演算の最も基本的な操作のひとつであり、英語では「NOT(ノット)」と表記されます。ある命題Aに対して「NOT A」(¬A とも書く)は、AがTrue(真)ならFalse(偽)を、AがFalse(偽)ならTrue(真)を返す単項演算です。

否定の真理値表は以下のとおりです。

  • A=真 → NOT A:偽
  • A=偽 → NOT A:真

論理学における否定は「命題の意味を逆にすること」として扱われます。例えば「今日は晴れである」という命題の否定は「今日は晴れでない」となります。一般語の「違う・そうではない」に対応しますが、論理学では曖昧さなく真偽を反転させる厳密な操作として定義されます。

コンピューター科学・デジタル回路の分野では否定は至る所で用いられます。

  • プログラミング:条件式の反転(Pythonの「not」、Cの「!」など)
  • 論理回路:NOTゲート(インバーター)として1ビットを反転
  • 集合論:補集合の計算(全体集合からAを除いた部分)
  • ド・モルガンの法則:否定と論理積・論理和を変換する重要な定理

二重否定(「NOT NOT A」)はAと同値であり、三重否定はNOT Aと同値です。否定は論理式の簡略化や条件分岐の整理において欠かせない演算として、数学・哲学・情報科学にわたって広く活用されています。

使い方・例文

プログラムで「ユーザーがログインしていない場合にログイン画面へ転送する」という処理を書くとき、「if not is_logged_in:」のように否定演算を使って条件を反転させます。

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