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ニシンとは?

にしん

ニシンとは、北太平洋や北大西洋に大群で生息する小型の青魚で、食用・産業用として歴史的に重要な魚です。

ニシン(鰊・鯡)は、ニシン目ニシン科に属する海水魚で、体長は20〜35センチメートル程度の小型の青魚です。北太平洋や北大西洋の冷たい海域に広く分布し、大規模な群れを形成して回遊します。

体は側扁(左右に平たい)しており、背中は青緑色、腹面は銀白色という典型的な青魚の体色をしています。食性はプランクトン食で、植物プランクトンや動物プランクトンを食べて生活しています。ニシン自体もタラやマグロ、クジラなど多くの大型動物の重要な餌となる海洋食物連鎖の要となる魚です。

日本では北海道が主要な産地で、かつては「ニシン御殿」が建つほどの大漁が続いた時代がありましたが、20世紀中頃から漁獲量が激減しました。現在は資源回復の取り組みが進められています。

食材としては、身欠きニシン(乾燥品)、数の子(卵巣)、かずのこ昆布などの形で日本の食文化に深く根ざしています。特に数の子は正月のおせち料理の定番として知られています。ヨーロッパでも塩漬け、燻製、マリネなど多様な形で食べられており、スウェーデンの「シュールストレミング」(発酵ニシン缶)は世界有数の臭い食品として有名です。

使い方・例文

ニシンは「数の子(ニシンの卵)」としておせち料理の説明でよく登場します。また、北海道の歴史や漁業文化の解説で「かつてニシン漁で栄えた」という文脈で取り上げられることも多い魚です。

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