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ドーム天井とは?

どーむてんじょう

ドーム天井とは、半球状に丸く盛り上がった形の天井構造のことで、広い空間を柱なしで覆える建築技法です。

ドーム天井とは、半球あるいは回転楕円体状に湾曲した天井のことです。アーチ原理を三次元に拡張した構造で、上からの荷重を弧状の曲面全体に分散させて外周の壁や支柱へ伝えるため、広大な内部空間を中間なしで実現できます。

歴史的に代表的なドーム天井の例を挙げると次の通りです。

  • パンテオン(ローマ、2世紀):直径約43mの無筋コンクリート製ドーム、頂部に円形の開口(オクルス)
  • アヤソフィア(イスタンブール、6世紀):ペンデンティブ(帆形部材)で四角い平面に丸いドームを載せた革新的構造
  • フィレンツェ大聖堂のクーポラ(15世紀、ブルネレスキ設計):二重殻構造で巨大な重量を支えた
  • 近代の競技場や展示施設に用いられる鉄骨・膜構造のドーム

材料や工法は時代によって石造・煉瓦造・鉄筋コンクリート造・鉄骨造・膜構造など多岐にわたります。内装としての意味合いでは、下から見たときに丸く湾曲している天井仕上げをドーム天井と呼ぶこともあります。宗教建築・宮殿・公共施設・スポーツ施設など幅広い用途に採用され、建物の象徴的な外観を形成する要素としても重要です。

使い方・例文

「ドーム天井」は建築設計や内装工事の文脈で使われるほか、旅行ガイドや歴史解説でパンテオンやアヤソフィアの構造を説明する際にも頻繁に登場します。

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