ドーセットダウンとは?
どーせっとだうん
ドーセットダウンとは、イギリスのドーセット州で育まれた羊の品種で、肉質と産肉量に優れ、世界各地で肉用羊の改良に用いられる代表的な品種のひとつです。
ドーセットダウン(Dorset Down)は、イングランド南部のドーセット州を原産とする肉用羊の品種です。19世紀に同じドーセット州原産のダウン系品種と外来品種を交配して育成されたとされ、肉質の良さと早熟性で知られます。
- 体型:筋肉質でがっしりした中型の体型を持つ
- 毛色:顔・脚・耳が褐色がかったこげ茶色で、胴体部の羊毛は白色
- 産肉性:成長が早く、子羊(ラム)の肉質が優れ、きめ細かく風味豊か
- 繁殖性:比較的早い時期から繁殖可能で、双子を産むことも多い
ドーセットダウンはダウン種の中でも特に肉用として評価が高く、肉羊生産の改良品種として世界各地に輸出されてきました。日本にも導入されており、国産ラム肉の生産に用いられる場合があります。
羊毛については繊維は短めで太いため、毛織物の高級品には向きませんが、手芸用途などに使われます。ダウン種全体に共通する特性として、丘陵地の放牧に適応した草食性と温和な性質を持ち、牧場管理がしやすい品種でもあります。世界の羊産業において肉の安定供給を支える品種のひとつです。
使い方・例文
畜産試験場やラム肉専門牧場で「ドーセットダウン交配」と記載されている場合、産肉性の向上を目的として、この品種を父系に使った交配が行われていることを示します。
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