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ウィルトシャーホーンとは?

うぃるとしゃーほーん

ウィルトシャーホーンとは、イギリス原産の古い羊品種で、大きく反り返った角と換毛性(自然に毛が抜ける性質)を特徴とする希少品種です。

ウィルトシャーホーン(英:Wiltshire Horn)は、イギリス・ウィルトシャー州に起源をもつ古い羊品種で、雌雄ともに大きく特徴的な角を備えます。かつてはイングランド南部で広く飼育されていましたが、羊毛や産肉性で他品種に押されて頭数が激減し、現在は希少品種として保全されています。

この品種の最も際立った特性は「換毛性(セルフ・シェディング)」です。多くの羊品種は毛が伸び続けるため毎年の毛刈りが必須ですが、ウィルトシャーホーンは春から初夏にかけて羊毛が自然に抜け落ちます。そのため毛刈りコストが不要で、管理の手間が省けるという実用上のメリットがあります。

羊毛の繊維は短く粗いため商業的な羊毛生産には向かず、産肉性も際立って高いわけではありませんが、丈夫で環境適応力が高く、粗放的な飼育環境でも健康を維持しやすいとされます。白色の顔と脚、引き締まった体型が特徴です。

近年は自然に近い飼育スタイルを志向する農家や、希少品種の保存活動に関わる団体によって飼養が続けられています。遺伝資源の保全という観点からも、その維持が重要視されています。

使い方・例文

ウィルトシャーホーンは毛刈りが不要という珍しい羊として、農業博物館や希少品種農場の展示で紹介されることがあります。独特の大きな角も見学者の注目を集めます。

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