ドンコ科とは?
どんこか
ドンコ科とは、日本や東アジアの淡水・汽水域に生息する、ハゼに似た底生性の小型魚類を含む分類群です。
ドンコ科(学名:Odontobutidae)は、スズキ目・ハゼ亜目に属する淡水魚の科で、日本・中国・韓国など東アジアを中心に分布する底生性の小型魚類のグループです。河川や湖沼の底部に潜んで生活する習性を持ちます。
ドンコ科の主な特徴は以下のとおりです。
- ずんぐりとした体形で、大きな頭部と口を持つ
- 腹びれは吸盤状にはならず、ハゼ科との区別点のひとつとなっている
- 砂底・岩底・泥底など様々な底質に適応し、石の下や水草の陰に潜む
- 小魚・甲殻類・水生昆虫などを待ち伏せして捕食する肉食性
日本のドンコ科の代表種は「ドンコ(Odontobutis obscura)」で、西日本の河川下流域に広く分布します。地方によっては「ごり」「かわはぜ」などとも呼ばれ、食用にされる地域もあります。似た見た目のカジカやハゼ類と混同されることもありますが、分類上は別のグループです。護岸整備や水質悪化による生息域の減少が各地で課題となっており、淡水生態系の指標生物としても注目されています。
使い方・例文
西日本の清流で石をそっとめくると、ずんぐりとした体のドンコ科のドンコが底に潜んでいることがあり、川の生き物観察の中で出会えるなじみ深い淡水魚です。
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