ドレスデン絵画館とは?
どれすでんかいがかん
ドレスデン絵画館は、ドイツのドレスデンにある世界有数の西洋絵画コレクションを誇る美術館です。
ドレスデン絵画館(Gemäldegalerie Alte Meister)は、ドイツ・ザクセン州の州都ドレスデンに位置する美術館で、中世から19世紀初頭にかけての西洋絵画を中心に収蔵する世界的な名門美術館のひとつです。
コレクションの充実は、主にザクセン選帝侯・ポーランド王を兼ねたアウグスト強王をはじめとするヴェッティン家の歴代君主たちが、18世紀を中心に精力的に美術品を収集したことに由来します。宮廷の威信を高めるため、ラファエロ、ティツィアーノ、レンブラント、フェルメール、ルーベンスなどルネサンスからバロック期の巨匠たちの作品が積極的に購入・蒐集されました。
現在の建物はツヴィンガー宮殿の一翼として19世紀に建設されたもので、同宮殿内には陶磁器コレクション(磁器美術館)なども併設されています。収蔵品のなかでも特に名高いのがラファエロの「システィーナのマドンナ」で、その神々しい聖母像と裾に描かれた愛らしい二人の天使像は広く知られています。
- ラファエロ「システィーナのマドンナ」
- フェルメール「窓辺で手紙を読む女」
- レンブラント「自画像」
- ティツィアーノ「眠れるヴィーナス」
第二次世界大戦中の爆撃でドレスデンの市街は大きな被害を受けましたが、多くの作品はあらかじめ疎開・保護されており、戦後ソ連軍に接収された後、1950年代後半に旧東ドイツへ返還されました。現在は修復・整備が進み、ヨーロッパを旅する美術愛好家にとって必訪の地となっています。
使い方・例文
ヨーロッパ旅行の計画を立てるとき、「ドレスデン絵画館でラファエロの原画を見てみたい」という形で話題にのぼります。
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