ドゥドゥクとは?
どぅどぅく
ドゥドゥクとは、アルメニア発祥の木管楽器で、杏(あんず)の木から作られた独特の哀愁ある音色を持つ伝統的な笛のことです。
ドゥドゥク(Duduk)とは、アルメニアを代表する伝統的な木管楽器です。アルメニア語では「Դուդուկ(Duduk)」と表記され、数千年の歴史を持つとされる非常に古い楽器のひとつです。
最大の特徴は、杏(アプリコット)の木を使って作られることです。杏の木の音響特性が、この楽器の独特のやわらかく哀愁を帯びた音色を生み出します。演奏方法はダブルリード(二枚葦)を使った吹奏法で、オーボエやファゴットと同じ原理ですが、リードが非常に幅広く柔らかい点が特徴的です。
ドゥドゥクの音域は約1オクターブ強と広くはありませんが、豊かな表現力と深みのある音色が魅力です。通常は独奏と「ダム」と呼ばれる持続低音担当の伴奏の2本一組で演奏されます。
ユネスコは2005年にドゥドゥクとその音楽をアルメニアの無形文化遺産として登録し、さらに2008年に人類の無形文化遺産の代表的な一覧表に記載しました。近年では映画音楽にも広く使われており、「グラディエーター」や「ミュンヘン」などのハリウッド映画のサウンドトラックにも取り入れられて世界的な知名度を高めています。
使い方・例文
「ドゥドゥク」は民族音楽・世界楽器の話題で登場します。「映画『グラディエーター』の印象的なBGMにはドゥドゥクが使われている」のように、民族音楽や映画音楽の文脈で紹介されます。
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