テーパリングとは?
てーぱりんぐ
テーパリングとは、マラソンなどの大会直前に練習量を計画的に減らし、体のコンディションをピークに整える調整期間のことです。
テーパリング(Tapering)とは、重要な競技会の数週間前から練習の総量(距離・本数)を段階的に減らしながらも強度はある程度維持し、疲労を抜いてパフォーマンスを最大化するトレーニング計画上の戦略です。「テーパー」には先細りするという意味があり、練習量がグラフ上で徐々に細くなっていくイメージに由来します。
マラソンの場合、本番の3〜4週間前からテーパリングに入るのが一般的です。走行距離を本来の7割、5割、3割と段階的に削減しながら、インターバル走などの質の高い練習は週に一度程度残します。これにより、積み重ねたトレーニング効果(筋力・心肺機能・グリコーゲン貯蔵)はそのままに、筋肉の微細ダメージや中枢神経系の疲弊が回復します。
テーパリング期間中に起こりがちな現象として、「テーパーの憂鬱」と呼ばれる不安感や体の重さ・不調感があります。これは練習量減少による一時的な反応で、実際の体は回復に向かっています。レース直前に焦って走り込むと疲労が残り逆効果になるため、計画通りに休養することが重要です。
使い方・例文
フルマラソンの2週間前から走行距離を徐々に落とし、最終週は軽いジョグのみにして本番当日に脚の疲れを完全に抜くのが、テーパリングの典型的な実践です。
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