テラピアとは?
てらぴあ
テラピアとは、アフリカ原産のカワスズメ科の淡水魚で、成長が早く飼育しやすいことから世界中で養殖される食用魚です。
テラピア(Tilapia)は、カワスズメ科(シクリッド科)に属する淡水魚の総称で、主にアフリカのナイル川流域や大湖沼が原産地です。代表的な種としてナイルティラピア(Oreochromis niloticus)が挙げられます。雑食性で成長が速く、比較的低コストで飼育できることから、世界で最も多く養殖される魚のひとつとして知られています。
テラピアが養殖魚として普及した理由には次のものがあります。
- 植物性の飼料でも育てられる雑食・草食傾向の強い食性
- 高温・低酸素環境への耐性が高く管理しやすい
- 成長が速く、短期間で出荷サイズに達する
- 臭みが少なく白身で食べやすい味わい
日本には食用・観賞用として複数の種が導入され、温泉排水の混じる河川や沖縄などで野生化・定着した外来種となっています。国内では「チカダイ」という別名で流通することもあります。世界的には東南アジア・中南米・アフリカで広く養殖・消費されており、フィレに加工して欧米にも輸出されています。一方、在来種の生態系への影響が懸念されるため、日本では特定外来生物の指定を受けている種も存在します。
使い方・例文
スーパーの鮮魚コーナーで「チカダイ」と表示された白身魚のフィレがテラピアである場合があり、淡白な味わいから焼き魚や煮付けに使われます。
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