テラコッタとは?
てらこった
テラコッタとは、素焼きの陶器や建築材料として古くから世界中で使われてきた赤褐色の焼き物素材です。
テラコッタ(terra cotta)はイタリア語で「焼いた土」を意味し、釉薬をかけずに低温で焼成した素焼きの陶器・陶土製品の総称です。鉄分を含む粘土を用いるため、焼成後に特有の赤褐色〜オレンジ色を呈します。
歴史は古く、古代メソポタミア・エジプト・ギリシャ・ローマ、さらにインドや東アジアでも建材・彫刻・日用品として盛んに使われました。中国の秦の始皇帝陵を守る兵馬俑もテラコッタの大規模作例として世界的に知られています。
用途は主に次の3分野に分けられます。
- 建築材料:屋根瓦・外壁タイル・床タイル・装飾パネルとして使用される
- 造形・彫刻:人物像・動物像・小型の神像・仮面など
- 生活用品:素焼きの植木鉢・調理器具・水差しなど
現代でもインテリアデザインや建築外装材として人気があり、ナチュラルで温かみのある質感が評価されています。また色名としての「テラコッタ」は、赤みがかった黄褐色を指すカラートレンドとしてファッション・インテリア分野で広く使われています。
使い方・例文
庭の植木鉢によく使われる素焼きの鉢がテラコッタの代表例で、通気性が高く植物の根に優しいとされています。
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