ティニクリンとは?
てぃにくりん
ティニクリンとは、フィリピン・ビサヤ地方を起源とする伝統舞踊で、2本の竹竿の間をリズムに合わせてステップする軽快な踊りです。
ティニクリン(Tinikling)はフィリピンの国民的な伝統舞踊で、ビサヤ地方(レイテ島周辺)に起源を持ちます。その名は、稲田に生息する水鳥「ティクリン(Tikling)」の動きを模したことに由来するとされています。
演技の形式は独特で、2人の奏者が向かい合わせに座り、2本の長い竹竿を地面(または木台)に打ちつけながら開閉します。踊り手はそのリズムに合わせて竿の間に足を出し入れし、挟まれないように軽快にステップします。
- 竹竿のリズムは通常4分の3拍子(ワルツ調)
- 踊り手はバロン・タガログや民族衣装バロット・サヤを着用することが多い
- ソロ・ペア・グループなどさまざまな形式がある
- 難度が上がると竿のテンポが速くなる
スペイン植民地時代以前から民間に伝わったとされますが、20世紀に入って民族舞踊として体系化・普及が進みました。現在はフィリピンの学校教育の中で必修に近い形で教えられており、国際文化交流のイベントでも代表的な演目として披露されます。
竹を使った打楽器的要素と踊りが一体となった構成が特徴で、アジア・太平洋の民族芸能の中でも視覚的な魅力の高い演目として世界各地で紹介されています。
使い方・例文
フィリピンの文化祭や学校行事でティニクリンが演じられ、子どもたちが竹竿の間をリズムよく跳び越えながら観客を楽しませる場面でよく登場します。
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