ワイラとは?
わいら
ワイラとは、アンデス地域(主にペルーやボリビア)に伝わる伝統的な民俗舞踊および音楽ジャンルのことです。
ワイラ(Huayra または Wayra、スペイン語表記:Huayra)は、南アメリカのアンデス山岳地帯、とくにペルーやボリビアの先住民文化に根ざした伝統的な舞踊と音楽の形式です。ケチュア語で「風」を意味する言葉に由来するとされ、その軽やかなステップや舞いには自然への敬意が込められているともいわれます。
音楽としてのワイラは、アンデス特有のペンタトニック(五音音階)を基調とし、ケーナ(縦笛)・チャランゴ(小型弦楽器)・ボンボ(太鼓)などの楽器で演奏されます。テンポは中程度で、哀愁を帯びたメロディーラインが特徴的です。また地域によって「ワイラス」とも呼ばれ、ペルー中部アンカシュ地方では「ワイラッシュ」として活発なスタイルが発展しています。
舞踊としては、カップルまたはグループで踊られることが多く、女性は色鮮やかなフォルクローレ衣装(スカートやチョリータ)を身にまとい、スカートの裾を広げながらステップを踏む動作が印象的です。アンデスの農業祭・婚礼・地域の祭典で演じられ、先住民のアイデンティティと密接に結びついた文化遺産として現代も受け継がれています。
使い方・例文
アンデス音楽のコンサートでは、ワイラの哀愁あるメロディーにのせて、カラフルな衣装のダンサーたちが軽やかに踊った。
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