ストラスペイとは?
すとらすぺい
ストラスペイとは、スコットランド発祥の伝統的な舞踊音楽の形式で、独特の付点リズム「スコッチスナップ」を特徴とする4拍子の曲種です。
ストラスペイ(Strathspey)は、スコットランド・ハイランド地方のストラスペイ渓谷(スペイ川流域)を発祥とする伝統音楽の様式であり、フィドルやバグパイプで演奏されるダンス曲の一種です。
最大の音楽的特徴は「スコッチスナップ(Scotch snap)」と呼ばれる逆付点リズムです。通常の付点音符が長短の順に進むのに対し、スコッチスナップは短い音符が先に来て長い音符がそのあとに続くため、独特の引っかかるような弾んだ感覚を生み出します。
- 拍子は4拍子(4/4拍子)
- テンポはリール(reel)より遅く、重みのある歩みが特徴
- バイオリン(フィドル)演奏では弓を使った独特の奏法が求められる
- カントリーダンスやハイランドダンスの伴奏として使われる
18世紀のスコットランドで記譜・出版が盛んになり、ニール・ゴウ(Niel Gow)などの著名な作曲家・演奏家によって多くの名曲が生み出されました。ストラスペイは単独で演奏されることもありますが、より速いリールと組み合わせてメドレー形式で演奏されることが多く、聴衆や踊り手の興奮を段階的に高める役割を果たします。
スコットランドの民族音楽シーンでは現在も不可欠な形式であり、ケルト音楽フェスティバルなど世界各地のイベントでも演奏されています。
使い方・例文
スコットランドのカントリーダンスパーティーでは、ストラスペイから始まりリールへと移行するメドレー演奏が定番で、フィドル奏者がスコッチスナップを際立たせながら会場を盛り上げます。
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