ツルドクダミとは?
つるどくだみ
ツルドクダミはアジア原産のタデ科のつる性多年草で、民間薬・健康茶として知られる一方、生命力が強くて外来雑草としても問題になる植物です。
ツルドクダミ(蔓毒痛み)は、タデ科イタドリ属(または独立のReynoutria属とする分類も)に分類されるつる性多年草です。学名はFallopia multiflora(旧Polygonum multiflorum)で、中国・東アジアを原産地とし、日本には帰化植物として定着しています。「ドクダミ」の名を持ちますが、ドクダミ(Houttuynia cordata)とは全く別の植物です。
茎は細くつる状で、他の植物や構造物に絡みついて伸びます。葉は卵形〜心形で長さ3〜8センチほど。秋に白〜淡緑色の小花を多数咲かせます。地下には塊根(いもの塊)を形成し、これが「何首烏(かしゅう・ヘショウウー)」として中国伝統医学で古くから利用されてきた部位です。
漢方・民間薬では塊根を使って造血・強壮・抗老化・便秘改善などの効果があるとされ、健康茶やサプリメントの原料としても流通しています。ただし過剰摂取による肝障害の事例も報告されており、使用量に注意が必要です。
繁殖力が強く、暖かい地域では野外で急速に広がる外来雑草となることがあります。日本では本州・四国・九州で帰化が確認されており、管理が課題となっている地域もあります。
使い方・例文
漢方薬局や健康食品店で「何首烏(かしゅう)」という名で販売されているサプリや茶の原料がツルドクダミの根です。また植物観察で「ドクダミとは違うつる草」として紹介されることも多く、名前の紛らわしさが話題になりがちです。
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