イタドリとは?
いたどり
イタドリとは、日本全国の野山や道端に自生するタデ科の多年草で、若い茎は食用になり、根は生薬としても利用される植物です。
イタドリ(虎杖)は、タデ科ソバカズラ属(Reynoutria japonica)の多年草で、日本全国の山野・河川敷・道端などに広く自生する植物です。漢字では「虎杖」と書き、生薬名でもあります。
春先に地面から赤みを帯びた新芽が伸び、成長すると高さ1〜2m以上になります。葉は広卵形で、夏から秋にかけて白い小花を多数咲かせます。茎は中空で節があり、竹のような見た目をしています。
食用としての利用も古くから行われており、若い茎はシュウ酸を多く含むため酸っぱい味がします。春に採取した若茎を皮をむいてアク抜きし、炒め物・煮物・漬物などにして食べる地域の郷土料理が各地に伝わっています。高知県などでは「スカンポ」とも呼ばれ、子どもたちがかじる野遊びの風習がありました。
根にはレスベラトロールなどのポリフェノール類が含まれ、漢方・生薬では「虎杖根」として活血・利尿・解毒の目的に用いられます。一方で繁殖力が非常に強く、ヨーロッパや北米では侵略的外来種として深刻な問題になっています。
使い方・例文
春の山菜取りでイタドリの若芽を摘んできて、さっとゆでて酢みそあえにするのは、山間部の集落に伝わる季節の味です。
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