ツシマヤマネコとは?
つしまやまねこ
ツシマヤマネコとは、長崎県の対馬にのみ生息する日本固有の野生ネコで、絶滅危惧種に指定されている貴重な動物のことです。
ツシマヤマネコ(対馬山猫)は、ベンガルヤマネコの亜種または近縁種とされる野生のネコ科動物で、長崎県対馬島だけに生息する日本固有の動物です。学名はPrionailurus bengalensis euptilurus(亜種として扱う場合)などとされています。体長は40〜70センチメートル程度、体重は3〜5キログラムほどで、家猫より一回り大きく、縞模様や斑点模様が特徴的です。
ツシマヤマネコは国の天然記念物に指定されているほか、環境省のレッドリストでは絶滅危惧IA類(ごく近い将来に絶滅する危険性が極めて高い種)に分類されています。推定個体数は100頭前後とされており、非常に少ない状況が続いています。
個体数が激減した主な原因としては以下が挙げられます。
- 対馬における森林の伐採・開発による生息地の減少
- 道路交通による交通事故死(ロードキル)
- 野良猫・飼い猫との競合や感染症リスク
- ワナや罠による誤捕獲
現在、環境省・長崎県・地元自治体・動物園などが連携して保護活動を進めており、飼育下繁殖・放獣プログラムや、ロードキル対策としての道路横断構造物(アンダーパス)の設置なども行われています。
使い方・例文
「対馬に旅行したらツシマヤマネコの保護センターを訪れた」「ツシマヤマネコはわずか100頭ほどしか残っていない絶滅危惧種だ」のように、自然保護・生態系の話題で登場します。
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