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チョウバエ科とは?

ちょうばえか

チョウバエ科とは、体が密に毛で覆われ蛾に似た小型のハエで、下水道や浴室などの湿潤な環境に発生することで知られる昆虫の科です。

チョウバエ科(学名:Psychodidae)は、ハエ目(双翅目)に属する小型の昆虫の科です。体長は1〜5ミリメートル程度と非常に小さく、体と翅が密に毛や鱗粉で覆われているため、小さなガ(チョウ)に見えることが「チョウバエ(蝶蠅)」という和名の由来です。英語では「moth fly」や「drain fly」とも呼ばれます。

チョウバエ科は世界に3000種以上が知られており、熱帯から温帯にかけて広く分布しています。翅は木の葉のような楕円形で、独特の翅脈パターンを持ちます。飛び方はヒラヒラと不規則で、直線的に飛ぶことは少ないです。成虫は花の蜜や有機物の浸出液を吸う種が多く、幼虫は腐敗した有機物・泥・下水汚泥・腐葉土などを食べて育ちます。

人間の生活との関わりは以下のとおりです。

  • 家庭では浴室・洗面台・台所の排水口・便槽などで繁殖しやすい
  • 大量発生した場合は不快害虫として問題になる
  • 熱帯地域の一部の種(サシチョウバエ属)は吸血性を持ち、リーシュマニア症などを媒介する衛生上重要な種がある
  • 下水処理場でも大量発生することがある

家庭で問題になるチョウバエ(主にホシチョウバエなど)の対策としては、排水口のスライムを除去し、有機物の蓄積を防ぐことが最も効果的です。医学的・衛生学的に重要な科としても研究対象となっています。

使い方・例文

浴室の壁や洗面台の周辺で小さな蛾のような虫が飛び回っている場合、チョウバエ科の成虫であることが多く、排水口の汚れが繁殖源となっています。

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