本文へスキップ

チョウチョウウオ科とは?

ちょうちょううおか

チョウチョウウオ科とは、カラフルな体色と扁平な体形を持つ熱帯・亜熱帯のサンゴ礁に生息する海水魚のグループで、その美しさから観賞魚としても人気の高い魚の仲間のことです。

チョウチョウウオ科(Chaetodontidae)は、スズキ目に属する海水魚の科で、世界の熱帯・亜熱帯のサンゴ礁域を中心に120種以上が知られています。日本では沖縄をはじめとする南西諸島のサンゴ礁で多くの種が見られます。

体形は左右に強く扁平で、縦に長い楕円形をしており、岩礁やサンゴの隙間を器用に泳ぎ回ることができます。体色は黄色・白・黒・オレンジなどが組み合わさった鮮やかな縞模様やスポット模様が多く、その美しさは「海の蝶」とも例えられます。また多くの種では目の位置を隠す黒い帯模様(アイバンド)があり、天敵から目を守る擬態として機能していると考えられています。

食性は種によって異なり、サンゴのポリプ・プランクトン・小型無脊椎動物・藻類などを食べます。サンゴポリプを専食する種も多く、サンゴ礁の健全性と密接に結びついているため、サンゴ礁が白化・消失すると個体数が大きく減少することが知られています。

代表的な種としては以下のようなものがあります。

  • トゲチョウチョウウオ:白地に黄色の縞が美しい人気種
  • フウライチョウチョウウオ:日本各地のサンゴ礁に広く分布
  • ミスジチョウチョウウオ:3本の縦縞が特徴
  • ヤリカタギ:尾びれに向かって細くなる体形が特徴

観賞魚としての需要も高く、海水魚水槽では定番の種となっています。

使い方・例文

ダイビングやシュノーケリングでサンゴ礁を訪れると、色とりどりのチョウチョウウオ科の魚が群れを成して泳ぐ姿が見られ、水族館の熱帯魚コーナーでも展示されています。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語