ダーツフロッグとは?
だーつふろっぐ
ダーツフロッグとは、中南米の熱帯雨林に生息する鮮やかな体色を持つ小型のカエルで、皮膚に強力な毒を持つことで知られる両生類です。
ダーツフロッグ(Dart Frog、ヤドクガエルとも)は、カエル目ヤドクガエル科(Dendrobatidae)に属する小型のカエルの総称です。中央・南アメリカの熱帯雨林に生息し、「ヤドクガエル」とも呼ばれます。英名の「Dart Frog(矢のカエル)」は、南米の先住民が吹き矢の毒としてその毒素を使用したことに由来します。
最大の特徴は、鮮やかな体色と強力な皮膚毒です。赤・青・黄・黒などの派手な色彩は「警告色(アポセマティズム)」と呼ばれ、自分が有毒であることを天敵に知らせる役割を担っています。毒の成分はバトラコトキシンなどのアルカロイドで、餌として食べる特定のアリやダニから蓄積するとされています。そのため、人工的に飼育されたダーツフロッグは毒を持ちません。
体長は1〜5センチ程度と小さく、種や個体によって色彩のバリエーションが豊富なため、テラリウム飼育の対象としても人気があります。繁殖行動もユニークで、雄が卵や幼体(オタマジャクシ)を水場まで背負って運ぶ種もいます。
使い方・例文
熱帯雨林のドキュメンタリーや爬虫類展示会では、ダーツフロッグの青や赤の鮮やかな体色が紹介され、「目立つほど危険」という自然界の警告色の仕組みの説明に使われます。
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